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狂  言

 「狂言」は、奈良時代に「雅楽」などとともに中国から渡来した「散楽」の系統を継ぐものと考えられております。
 「散楽」が庶民の間に徐々にひろまり、その過程で日本古来の芸能と混ざり合って「猿楽」が流行します。
 やがて仏教の芸能的要素に影響を受け、「猿楽」本来の滑稽なモノマネは「狂言」として、一方で歌や舞は「能」としてそれぞれの形態を確立して行ったものと考えられています。

四季の狂言 THE ENTERTAIMENT OF KYOUGEN

 平成22年5月31日より「読売あをによし賞」第1回奨励賞受賞の模写制作家・富沢千砂子氏に 桧板に「老松」を 描いていただいております。(現在制作中)

老松完成お披露目狂言会

 8月27・28日2夜
  27日 曲 伊呂波 寝音曲
  28日 曲 しびり 盆山
 2曲のシンプルなおかしゅうて ほろ苦い狂言の世界を、檜板に描かれた老松とともに、この伝統を味わっていただきたく存じます。

 18時30分開演  会費:6000円 狂言秀句弁当費を含む (要予約)
              (狂言にちなんだお夕食をご用意いたします。)

※狂言らいぶは予約制となっております。
ご予約の際はお申し込みページから、あるいはお電話(0742-22-3686)でお問い合わせください。

太郎冠者

2010.02.23.

 私どもの旅館にもいくつかの椿の木がありますが、門のすぐあしもとにある侘助椿は狂言のお稽古場に結び付けて「太郎冠者」という名です。今年は、あまり鹿に食べられることなく花をつけました。
 春日の原始林にある藪椿を見ると、「椿はやっぱり藪やなぁ・・」とつぶやいていた館主の言葉が心に深く残ります、なぜか奈良の名高い三名椿のはじまりも、こんなふうにささやかなつぶやきとともに先人の身辺に粧いを添えていたのではないかと想像します。